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理事長コラム「三代目燈台守」

理事長より発信されるコラムです。

2017年11月14日
ライフワーク

「3年で辞めるつもり」 よくもまあ言えたものだと、わがことながらあきれる。しかしそれは70歳になったいまだからこそ、“若気の至り”と振り返ることもできる。世の中の厳しさも知らず、就職にあたってそんな大言壮語で臨んだのは、…

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2017年10月17日
「共生社会」への扉を開く

熊谷晋一郎(くまがやしんいちろう)という小児科医の発言に注目したのは、あの「やまゆり園事件」関連報道の中においてであった。 「地域社会はあす自分が必要とされなくなる不安を誰もが抱える。加害者に同調する人たちには自分の中に…

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2017年9月20日
読書ノートから(天童荒太『悼む人』)

今月は私の読書ノートから。取り上げる本は天童荒太(てんどうあらた)著『悼む人』(2008年、文藝春秋)。単行本で456㌻、文庫本で上下巻688㌻という長編小説である。 人の死生観について、というと重いテーマの小説ではない…

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2017年8月17日
予言的中

「私が最も恐れていることが『慣れ』の恐ろしさです。……何事においても『慣れ』というものは原点の姿勢や気持ちを薄れさせ、ルーチンワークとなった業務は思わぬ事故を起こしてしまうものであると私は考えています」 6月下旬、私の手…

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2017年7月19日
「福祉元年」前後

現在の年金受給世代なら記憶の隅っこにあるだろう。40数年前に現れたある官製流行語のことである。そのことばは、1年も経ずして、まるでシャボン玉のように、はかなくはじけて消えた。 その1973(昭和48)年の前年は、田中角栄…

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2017年6月20日
古希の霍乱(かくらん)

70歳の誕生日まであと9日という日の深夜、突然の腹痛に襲われた。「あぁ、またいつものやつか」と高をくくり、その時ばかりは普段の不摂生を少し悔いた。50を過ぎたあたりからだったろうか、年に1~2度、義理堅く顔を出す“招かれ…

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2017年5月15日
「点字ブロック誕生から50年」に思う

ウォークマン、インスタントラーメン、液晶電卓、カメラ付き携帯電話…これらはいずれも日本発の世界的ヒット商品だそうである。これらと並んで世界に誇る日本人の発明品がわれわれの足元にあることをご存知だろうか。それは「点字ブロッ…

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2017年4月14日
質か量か、と問われたら

国試受験者数半減。この事実をどうみるか。2016年度の介護福祉士国家試験が2017年1月29日に実施された。その受験者数が前年度の半数(152,573人→76,323人)に激減したと報じられた(日経新聞、2月7日)。いっ…

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2017年3月21日
洒落にならないこともある

1993年夏、福祉職員が世間から厳しいバッシングを受ける出来事があった。世に言う「福祉川柳事件」のことである。それは今日でも、生活保護制度の問題として語られることが多いが、私には、福祉職の思わずもらしたホンネが引き起こし…

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2017年2月17日
事案の「過大評価」と「過小評価」

流れてくるニュースから、過去の記憶が突然フラッシュバックすることがある。「あのとき、あれでよかったのだろうか」と。「相撲部顧問が部員を暴行」―ネットのニュースはこうタイトルをつけていた。K市の私立N高校で、相撲部顧問の男…

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