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理事長コラム「三代目燈台守」

理事長より発信されるコラムです。

2018年6月25日
おばこ天使はもういない

昔話をとりあげることが多くなっている。「亀の甲より年の功」ということわざに免じて許していただきたい。 50年前の1968年(昭和43年)、私は受験戦争を何とか乗り切って大学に合格した年だ。獲得した解放感から、軽い興奮状態…

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2018年5月18日
わが家の「明治150年」

 私のおじいさん、おばあさんは江戸時代の人です、と言えば「まさか?」と驚かれるだろう。父方の祖父は安政元(1855)年、祖母は文久 3(1863)年生まれである。その祖父母から父は明治 36(1903)年に生まれ、そして…

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2018年4月18日
“プラスα”の専門性を

新年度が始まった。学校を卒(お)えて就職してくる人を迎えるとき、かつて自分にもそんなときがあったなあと、ちょっと感傷的にもなる。月並みだが、やはり“希望と不安が交錯する”というのがそのときの心情だろうと思う。46年も前に…

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2018年3月20日
歪められたことば「忖度」

正直で忖度なしの体重計 課長さんたまには部下に忖度を 忖度し娘と別に洗濯し 先頃発表された「サラリーマン川柳コンクール」優秀100句からの3句である。「忖度(そんたく)」という、読み方も意味もわからなかった言葉が、ある出…

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2018年2月19日
アクシデントとインシデント

近頃わが国が誇る「モノづくり」や産業技術の分野で不祥事や人びとの不安を招くような事態が相次ぎ、その信頼が揺らいでいる。中でも驚いたのは、技術水準の高さの象徴・新幹線N700系「のぞみ」車両で起こった異常事態だ。走行中に異…

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2018年1月19日
ホリエモンの「暴言」を考える(つづき)

「お前のやっていることは、お駄賃もらってやっている子守りと変わらない」 こう言われて、福祉施設に勤めはじめたばかりの私のプライドは大きく傷つけられた。20代頃の思い出である。その記憶を呼び起こしたのが、「誰にでもできる仕…

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2017年12月15日
ホリエモンの「暴言」を考える

この人、よほど世間を騒がせる星の下に縁があるらしい。その言動に世の常識人たちが眉をひそめ、素早く反応し、バッシングの嵐を浴びせる。しかしホリエモンこと堀江貴文氏は一向にめげる気配がない。私はこれまで彼が発してきた“確信犯…

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2017年11月14日
ライフワーク

「3年で辞めるつもり」 よくもまあ言えたものだと、わがことながらあきれる。しかしそれは70歳になったいまだからこそ、“若気の至り”と振り返ることもできる。世の中の厳しさも知らず、就職にあたってそんな大言壮語で臨んだのは、…

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2017年10月17日
「共生社会」への扉を開く

熊谷晋一郎(くまがやしんいちろう)という小児科医の発言に注目したのは、あの「やまゆり園事件」関連報道の中においてであった。 「地域社会はあす自分が必要とされなくなる不安を誰もが抱える。加害者に同調する人たちには自分の中に…

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2017年9月20日
読書ノートから(天童荒太『悼む人』)

今月は私の読書ノートから。取り上げる本は天童荒太(てんどうあらた)著『悼む人』(2008年、文藝春秋)。単行本で456㌻、文庫本で上下巻688㌻という長編小説である。 人の死生観について、というと重いテーマの小説ではない…

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